ポートフォリオって、作品が何個あれば応募していいんだろう。
調べると「10〜20点」「最低10点」って出てくるよね。それを見て「まだ全然足りない」って手が止まってない?
私はいまWeb制作の仕事をしながら採用にも関わってる。未経験の人のポートフォリオを、実際に見て判断する側だよ。
そのうえで、はっきり言うね。

結論|3〜5本で応募していい。10本ないとダメは古い基準
先に答えを置くね。ここだけ読んで離脱してもらってもいいよ。
🌿 この記事の結論
- 未経験なら3〜5本で応募していい
- 数が足りなくて落ちることは、ほぼない
- 落ちる原因は数じゃなく中身のことがほとんど
- 10本作る時間があるなら、3本を仕上げ直すほうが通る
「そんなに少なくていいの」と思うよね。理由をちゃんと書くね。
なぜ「10本必要」と言われるのか
まず、この基準がどこから来てるのかを整理するね。
「10〜20点」という数字は、もともと経験者の転職向けに言われていたものだと思ってる。
実務で何年もやってきた人なら、納品した仕事が自然と10件以上たまるよね。それを並べるという話だった。
それが未経験の人にもそのまま当てはめられてしまったのが、いまの状況だと思う。

でも実際、数が多いほうが有利なんじゃないの?
それが、そうでもないんだよね。次でその話をするね。
見る側は、全部を見ていない


これが数の話のいちばん大事なところ。
応募が重なる時期だと、1件にかけられる時間はどうしても短くなる。10本あっても、最初の2〜3点で印象が決まってるのが正直なところだよ。
つまり4本目以降は、見られていない可能性があるってこと。
そう考えると、10本目を作る時間の使い方としては、あまり効率がよくないんだよね。
実際に見ていく順番
私の場合はこんな流れで見てるよ。
📖 応募書類を見るときの流れ
- ポートフォリオを開いた瞬間の印象
- 1番目の作品を見る
- 何点あるか、ざっとスクロールして把握する
- 気になったものを1つ開く
- 説明文を読む
3番の「ざっとスクロール」で、点数はちゃんと目に入ってるよ。ただそこで数えて評価してるわけじゃないんだよね。
見てるのは「どんな種類のものがあるか」。だから同じものが並んでると、多くても情報は増えない。
むしろ数が多くて損することがある
これは書いておきたい。
作品を並べると、見る側はその人の平均で判断しがちなんだよね。
だから10本のうち3本がよくても、残り7本が雑だと、印象は下のほうに引っぱられる。



数合わせで足した1本が、いい作品の足を引っぱることは普通にあるよ。
「とりあえず載せておこう」で増やした作品が、マイナスに働くのはもったいないよね。


数が足りなくて落ちることは、ほぼない
言い切るね。
私が見ていて「本数が少ないから見送ろう」と思ったことは、ほとんどない。
見送るときの理由は、たいてい別のところにあるんだよね。
| 実際に見送る理由 | 本数と関係あるか |
|---|---|
| 何を作れる人なのか分からない | 関係ない |
| 募集してる内容と噛み合ってない | 関係ない |
| 実機で見ると崩れてる | 関係ない |
| 考えたことが書かれてない | 関係ない |
| 作品が1本もない | これは関係ある |
ゼロは困る。でも3本あれば、判断はできるんだよね。
落ちた理由を「数が足りなかったから」と思ってる人は多いと思う。でも実際は、そこじゃないことがほとんどだよ。
じゃあ3〜5本を、どう使い分けるか
大事なのは数じゃなくて種類がばらけてるかだと思ってる。
同じようなバナーが10点並んでも、分かることは1点のときとあまり変わらないんだよね。
逆にタイプの違う3本なら、対応できる幅が伝わる。数より幅だよ。
何をどう組むかは別記事に詳しく書いてるので、そっちを見てみて。


応募先ごとに、順番だけ変える
3〜5本しかなくても、できることがある。
並べる順番を、応募先に合わせて変えること。
縦長のページを作れる人を募集してるなら、それに近いものを1番目に。バナー中心の募集ならバナーを1番目に。
作り直す必要はないよ。順番を入れ替えるだけで、伝わり方が変わるからね。
実際にはこう考えるといいと思う。
| 募集内容 | 1番目に置くもの |
|---|---|
| ランディングページ制作 | 縦に長いページを通して作ったもの |
| バナー・広告まわり | バナーをまとめたもの |
| コーポレートサイト | 複数ページの構成があるもの |
| コーディングメイン | 実際に動く形で公開してるもの |
近いものが1本もないなら、その募集に合わせて1本だけ作るほうが早いよ。10本そろえるより、狙ったところに1本のほうが効く。
10本作る時間があるなら、こっちに使ってほしい
数を増やそうとしてる時間を、別のことに回すとどうなるか。
✨ 1本増やすより効くこと
- いま載せてる作品に、考えたことを3行ずつ書く
- 自分のスマホで開いて、崩れてないか確認する
- ページ全体が見える画像に差し替える
- いちばん見せたい作品を1番目に移動する
全部やっても、たぶん1時間くらい。作品を1本作るより、ずっと短いよね。



それでいて、通り方はこっちのほうが変わると思う。私が見てる側だからこそ、そう感じるよ。
よくある質問
作品が1本しかないけど応募していい?
正直、1本だと判断がむずかしい。ただ応募しないよりはいいと思う。応募しながら2本目を作るほうが早いよ。
架空の案件でもカウントしていい?
いいよ。未経験なら架空で当たり前だからね。むしろ自分で条件を決めて作ったものは、実案件より評価が上がることもある。
スクールの課題をそのまま載せてもいい?
載せていいけど、それだけだと弱い。同じ課題を出してる人が他にもいるから、印象に残りにくいんだよね。1本でいいので自分で決めたテーマの作品を足してみて。
模写だけでも大丈夫?
模写は「作れる」ことは伝わるけど、「考えられる」ことは伝わらない。模写+自分で決めた作品の組み合わせがいいと思う。
古い作品は消したほうがいい?
いまの実力より明らかに低いものは、外していいと思う。平均で見られるから、残しておくメリットが少ないんだよね。
まとめ|数を目標にしないでほしい
🌿 この記事のまとめ
- 未経験なら3〜5本で応募していい
- 見る側は最初の2〜3点で印象を決めてる
- 数合わせで足した作品は、逆に足を引っぱる
- 数より、種類がばらけてるかのほうが大事
- 1本増やすより、いまの作品を仕上げ直すほうが早い
「10本ないと応募しちゃいけない」と思って止まってる人が、本当に多いと思う。
でも数はスタートラインじゃないんだよね。3本あるなら、もう出していい。
出しながら直していくほうが、ひとりで10本作りきるより絶対に早いよ。
それに、10本そろうのを待ってる間って何も起きないんだよね。
応募すれば、通っても落ちても情報が返ってくる。落ちた理由が分かれば、次に直すところも見えてくる。



完璧にしてから出そうとして、そのまま止まっちゃう人が本当に多いよ。3本あるなら、もう動いていいからね。
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