フリーランスで月収100万超えた私が正社員に戻った理由

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フリーランス最高!…だった。

フリーランスって最高だよね。

好きな時間に起きて、好きな場所で働いて、頑張った分だけ収入が増える。

私もそう思ってた。実際、月収100万を超えた月もあった。

アパレル販売員からWeb業界に飛び込んで、独学でスキルを身につけて、フリーランスとして5年間走り続けた。

でも今、私は正社員として働いてる。

💬 え、なんで?って思うよね。私も1年前の自分に言われたら驚くと思う。

この記事は「フリーランスvs正社員、どっちがいい?」みたいな話じゃないよ。

どっちも経験した私が、なぜ今の働き方を選んだのか。その本音を書いてみるね。

フリーランスに疲れた人、正社員に戻ろうか迷ってる人、子育てしながらの働き方に悩んでる人。

少しでも参考になったらうれしいです。

フリーランス時代のリアル

もともと私はアパレルの販売員だった。

2020年に独学でWeb業界に転身して、デザイン・コーディング・ディレクションまで一通りできるようになった。

使ったのはProgate、ドットインストール、Udemy、YouTube。スクールには一切通ってない。

フリーランスになってからは、仕事の幅がどんどん広がった。

デザインだけの案件もあれば、サイト丸ごと任されることも。ディレクションやSEO、広告運用まで手を広げて、気づいたら月収100万を超える月も出てきた。

フリーランスになった時の開放感は、やばかった。

だってそれまではアパレルの販売員。店に居るという「時間を売る」仕事だったからね。好きな時に起きて、好きな時に働いて、友達と予定合わせる時も「いつでも行けるよ」って言えるのがステータスだと思ってた。

しかもその頃、自主制作を記録として載せてたインスタがバズりまくった。

ずっとおすすめに出てる状態で、1投稿でいいね340件・保存180件。フォロワーも1ヶ月そこらで2,000人増えた。仕事の依頼は鳴り止まなかったし、好きな業界の案件を選べた。

私が好きで作ってる自主制作を見て連絡くれるから、似たような業界の人からの依頼が多くて。美容室のオーナーさん、ペットサロン、個人のボディトレーナーさんとか。同時に紙ものを任せてもらえたり、ロゴも頼んでもらえたり、幅広くやってた。

ココナラとインスタからの受注で手はいっぱいいっぱい。今考えたらめちゃくちゃ安い単価で受けてたけど(HP1件18万円とか)、それを月に4〜5件は安定して受けてたから、入金が重なると100万円を超える月も出てきた。

💬 あの頃は本当に楽しかった。好きな仕事を好きなだけやって、浮かれてたと思う。

一人の時はそれで良かったんだよね。

問題は、妊娠した後だった。

それでも正社員に戻ろうと思った3つの理由

楽しかったフリーランス。でも私は正社員に戻ることを選んだ。

その理由は、大きく3つある。

1. つわりで全部が止まった

めちゃくちゃつわりがひどかった。1日10回以上吐いたり、画面を見るのも辛くて何もできない。仕事どころか、自分でお風呂に入ることすらできなかった。

当然、案件は全てストップ。途中で放り出す形になって、怒ったクライアントさんもいた。(私が悪い)

インスタの更新も止まった。アルゴリズム的にも弾かれたのか、少し体調がいい日に更新しても以前のようなバズは生まれず、依頼も激減。来たとしても「また体調悪くなるかも」という恐怖で、自信を持って受けられない。

生活は夫の収入頼りになった。

⚠️ 注意
フリーランスには傷病手当金・有給休暇・産休手当がありません。「自分が止まったら全部止まる」のがフリーランスの現実です。

子どもが産まれたけど、我が家の家計はマジで終わってた。クレカをひたすら分割払いにして色々買って、生後4ヶ月から保育園に預けてフリーランスとして復帰したけど、案件が取れなくて、ひたすら業務委託への応募をする毎日。

そんな中、少しでも収入を得ようと近所の印刷会社でパートを始めた。イラストレーターを使ったオペレーション作業で、スキルも役に立つし、ママさんに優しい条件で最高だと思った。

だけど、入社して打ちのめされた。

実際の仕事内容はイラレデータの誤字脱字チェック。同じフロアにキラキラした私服で働くデザイナーの方がいるのに、オペレーターは地味な制服で頭を使わない地味な作業。私はあっち側に居たかった。デザイナーの方がキラキラして直視できなかった。

オペレーターの先輩や上司はすごく優しくて、大好きだった。保育園からの呼び出しで休みまくっても、「そういうママさんを助ける職場だから、それを見越した人数でやってるから」と上司はいつも言ってくれた。

でも、毎日平日5日・6時間働くつもりで居たのに、実際は稼働少なすぎて月収3万円台。絶句したよね…。

パートは3ヶ月で辞めて、フリーランスに戻った。

💬 あの時期は本当にキツかった。自分に何ができるのかわからなくなってた。

2. 息子のそばに「ちゃんと」いたかった

ちなみに、夫がブラック企業を辞めたのはつい最近の話。それまでは週6ワンオペだった。

フリーランスって「自由に時間を使える」ってよく言われるよね。たしかにそうなんだけど、実際は逆だったりする。

仕事を断れない恐怖があるから、結局休みの日も仕事のことが頭から離れない。息子と遊んでるのにSlackが気になる。「自由」なはずなのに、心ここにあらずだった。

この状況で、もし私が倒れたら?もし仕事が途切れたら?

そう考えた時、「息子のそばに、ちゃんと”いる”自分でいたい」と思った。物理的にそばにいるだけじゃなくて、心に余裕を持って子どもと向き合いたかったんだよね。

3. 「安定」の意味が変わった

独身の頃の私にとって、安定ってそんなに大事じゃなかった。

「稼げる力があれば安定なんていらない」くらいに思ってた。

でも、母親になって考えが変わった。

毎月決まった日に、決まった額が振り込まれる。社会保険に守られている。有給を使って子どもの行事に行ける。産休・育休の制度がある。

💬 フリーランス時代は「自分で稼ぐ力=安定」だと思ってた。でも子どもができたら「仕組みに守られる安心感」がすごく大事だと気づいたんだよね。

フリーランス正社員
収入高い月もあるが波がある毎月安定
社会保険国保・国民年金(全額自己負担)健保・厚生年金(会社と折半)
有給休暇なしあり
傷病手当なしあり
産休・育休制度なし(収入ゼロ)制度あり(手当あり)

こうやって並べてみると、フリーランスって「自由」と引き換えに手放してるものが結構あるんだよね。

独身で健康で体力があるうちはいい。でも、ライフステージが変わるとその「引き換え」が重くなってくる。

正社員への転機——「誠実さ」が繋いでくれた縁

パートを辞めてフリーランスに戻った後、急に転機が来た。

Twitterで募集されてた業務委託に応募したら、毎月安定して2〜3件仕事をくれる会社と出会った。月収20万円以上に安定した。

そこの会社のディレクター・デザイナーの方から、「他のどのフリーランスの人より連絡がちゃんとしていて誠実」と評価してもらった。

そして「良かったらうちで働かないか」とお誘いをもらった。それが今の会社。

私は福岡在住、会社は東京だから物理的にフルリモート。入社前に二の舞を踏まぬよう、フレックスで働けること、子どもを優先できることを約束してもらった。30万円での入社予定だったけど、経験と実力を見て35万円での入社になった。

💬 フリーランス時代に「連絡をちゃんとする」「誠実にやる」を続けてたのが、ここで繋がった。地味だけど、これが一番大事だったと思う。

フリーランスを否定してるわけじゃない

ここまで読んで「フリーランスってやっぱりダメなの?」と思った人がいるかもしれない。

でも、全然そんなことない。

フリーランスの5年間は、私にとって最高の経験だった。

スキルも、度胸も、お金も、人脈も手に入れた。独学で月収100万超えた経験は、今の私を支えてくれてる自信そのものだよ。

ポイント
フリーランスの経験は「やめたから無駄になる」ものじゃない。正社員に戻っても、スキルも経験も全部活きます。

ただ、「今の自分」に合う働き方を選んだだけ

子どもが大きくなったら、またフリーランスに戻るかもしれない。その時はきっと、前より上手にやれると思う。

大事なのは「フリーランスか正社員か」じゃなくて、「今の自分と家族にとって、どっちがフィットするか」なんじゃないかな。

正社員に戻って変わったこと

今の会社はフルリモート・フルフレックス。

正直、これが決め手だった。出社必須だったら転職してなかったかもしれない。

正社員に戻って変わったことを正直に書くと——

収入は下がった。 これは事実。フリーランス時代のピークと比べたら、だいぶ減った。

でも、毎月安定して振り込まれる安心感は何にも代えがたい。

心の余裕が増えた。 「来月の仕事どうしよう」と考えなくていい。これだけで、日常のストレスが全然違う。

息子との時間が増えた。 フレックスだから保育園の送り迎えも自分でできるし、体調不良の時は有給で休める。

チームで働く楽しさを再発見した。 フリーランスはひとりで完結することが多かったけど、チームで意見を出し合って作るのって、やっぱり楽しいなと思った。

💬 あと地味にうれしかったのが、家事代行を月2回入れ始めたこと。収入は減ったけどQOLは爆上がりした!

会社は人数がかなり少ないベンチャーで、働いても働いても仕事は終わらない。でもフリーランスの時と変わらない環境で働けて、しかもチームだから助け合える。来月の給料の心配も、とりあえずはしなくていい。

フリーランスを経験したから、給料が湧いて出てるわけじゃないことは理解してる。だから会社愛と貢献意欲も強い。

土日はしっかり休んで子どもと遊ぶ時間、夫婦で第五人格をやる時間もできた。

まあ、今となってはアパレル時代の「店から出たら強制的に仕事ができない環境」が羨ましくなる日もあるけどね。

よくある質問

Q:フリーランスから正社員に戻るのは難しい?

私の場合、フリーランス時代のスキルと実績がそのまま武器になったよ。デザインもコーディングもディレクションもできるって、企業からするとかなり重宝される。「フリーランスだったからマイナス」なんてことはなかった。ただ、面接ではフリーランスに戻らないか聞かれることはあるから、「なぜ正社員を選ぶのか」は自分の言葉で話せるようにしておくといいよ。

Q:収入が下がって後悔しない?

正直、最初は少しモヤッとした。でも、社会保険料の会社負担分、有給、ボーナスを考えると、実質的な差は思ったほど大きくない。それに「来月の収入が読めない不安」がなくなったことで、お金の使い方にも余裕ができたんだよね。

Q:フリーランスの経験は正社員で活きる?

めちゃくちゃ活きる。クライアント対応、見積もり、スケジュール管理、マルチタスク…全部フリーランスで鍛えられたスキル。特にディレクション経験があると、社内でのコミュニケーションがスムーズになるよ。

Q:子育て中にフリーランスと正社員、どっちがいい?

どっちが正解かは、その人の状況によるとしか言えない。ただ私の場合、実質一馬力で2歳の子どもがいる状況では、制度で守られてる正社員の方が安心だった。パートナーに安定収入があるなら、フリーランスを続ける選択もアリだと思うよ。

最後に——「どっちが正解」じゃなく「今の自分に合う方」を選ぼう

フリーランスか正社員か。

この問いに「正解」はないと思う。

人生のフェーズによって、最適な働き方は変わる。独身の時と、子育て中の今では、大事にしたいものが違うから。

私はフリーランスの5年間に感謝してるし、正社員に戻った今も後悔はしてない。

もしかしたらまたフリーランスに戻る日が来るかもしれない。その時は、今よりもっと上手に自分をコントロールできると思う。

大事なのは、誰かの「正解」に合わせるんじゃなくて、自分で選ぶこと

「フリーランスやめたら負け」なんてことは絶対にないから。

あなたが今、働き方に迷ってるなら。

どっちを選んでも大丈夫。ちゃんと考えて選んだなら、それがあなたの正解だよ。

💬 この記事が、迷ってるあなたの背中をちょっとでも押せたらうれしいな。

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この記事を書いた人

等身大の視点で、子育てとキャリアの両立に向き合う在宅ワークママ。アパレル業界から転身し、独学でWebデザインを習得。フリーランスを経て、現在は在宅で正社員Webデザイナーとして働く1児の母。
「子育てもキャリアも諦めない」を信条に、主婦・ママ目線で在宅ワークやガジェット活用のヒントを発信しています。

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