職業訓練って、申し込んだら通えるものだと思ってた。
実際は違った。25人しか受からないコースに、100人くらいが受けに来てたんだよね。
私はアパレルを辞めたあと、Web制作系の職業訓練を受けて合格して、5ヶ月通ってそのまま独立した。
この記事では、相談から入校までに実際にやったことを全部書くね。学科で何が出たか、面接で何を聞かれたかまで残しておくよ。
※選考のやり方は学校やコースで変わるから、ここは1つの例として読んでね。詳しくは記事の後半に書くよ。

結論|対策すべきは学科より「面接」だった
先に要点を置いておくね。
🌿 受けてみて分かった要点
- 人気コースは倍率が高い。私のときは定員25人のコースに受験者が約100人だった
- 学科は中学レベル。数学はほとんど因数分解だった
- 面接は事前に答えを作って覚えていく。私はこれで乗り切った
- ほぼ全員スーツ。私は違ったので、それだけで気が散った
- 受かった人が揃って言っていたのは「一刻も早く就職したい」
いちばん大事なのは「就職が目的だ」と伝えることだと思う。理由は最後まで読むと分かるよ。
🌿 これは「私が受けた1つのコース」の話
- 職業訓練の選考は、学校・コース・地域・時期でまったく違う
- 学科試験がないところも、面接だけのところもある
- 出る科目も、倍率も、服装の雰囲気も同じにはならない
- だからこの記事は「こういう形式もある」という1つの例として読んで
- 受けるコースの募集要項とハローワークの案内が、いつでも正
STEP1:ハローワークで相談する
まずここから。退職後にハローワークへ行って、職員さんに「職業訓練を受けたい」と伝えればいいよ。
私は辞めてから相談に行った。でもクラスメイトの中には、退職日の翌日にはもう入校式に来てた人がいたんだよね。

え、辞める前から動いてたってこと?
そう。辞める前に、行きたい訓練の目星をつけておくのは、けっこう差がつくところだと思う。
募集の時期は決まってるから、タイミングが合わないと数ヶ月待つことになるからね。
この時点で倍率を聞かされた
相談したときに言われたのが、Webデザイナー系のコースは希望者がとても多いということ。
私が受けたコースは定員25人。その時点で、すでに倍以上の申し込みが入ってるという話だった。
この日は願書をもらって、書き方の説明を受けて終わり。「これは対策しないとまずい」と思ったのがここだね。
STEP2:願書を出す
願書には志望理由を書く欄がある。
私が書いたのは、この2つを簡潔にまとめたものだよ。
📖 願書に書いたこと
- 就職するには、いまの自分のスキルが足りていないこと
- なぜWebデザイナーになりたいと思ったのか
提出しに行った段階で、応募者はさらに増えてものすごい数になってた。ここで完全に気持ちが切り替わったよ。
STEP3:試験対策でやったこと
私がやったのは2つ。面接の準備と学科の勉強だよ。
面接:答えを5つ用意して丸暗記した
ネットで調べまくって、聞かれそうな項目に全部答えを作った。
✨ 用意した5項目
- 志望理由
- 就きたい職業と、その理由
- 訓練で特に勉強したい内容
- 訓練に通う目標と、その根拠
- どうやって就職活動をしていくか
そして、ここがいちばん大事だと思ってる。
目的はあくまで「就職」。資格を取ることでも、スキルを身につけることでもないんだよね。
そこを念頭に置いて答えを組み立てると、全部が繋がると思う。
学科:中学レベルの国語と数学
私が受けた試験の範囲は、中学卒業程度の国語と数学だった。
ここも学校によるよ。学科試験そのものが無いコースもあるから、まず募集要項で確認してね。



3年分って範囲が広すぎない? って正直ひるんだよ。
使ったのは「中学3年間を短期間で総復習」系の薄いテキスト1冊。それをひたすら解いた。
国語は漢字だけに絞った。現代文や古文はやっても意味がないと判断して省いたよ。
数学は二次関数と因数分解を重点的に。とくに因数分解は完全に忘れてたから苦労した。


STEP4:試験当日の全部
ここからが本番。
会場に着いて、まず驚いた
合格するのは25人。でも受験会場には100人くらいが集まってた。
体育館に長机がずらっと並べられてて、そこに1人ずつ座っていく形式だったよ。
「こんなにいて25人しか受からないの」と思ったのを覚えてる。
服装|これは本当にスーツで行って
私はスーツを持ってなかった。
だから白のブラウスに紺のジャケット、グレーのテーパードパンツで行ったんだよね。それなりにきれいめに見えるかな、と思って。
会場に着いたら、ほとんどの人がスーツだった。
これも会場の雰囲気次第だと思う。ただ迷うくらいならスーツでいいんじゃないかな。
| 服装 | だいたいの割合 |
|---|---|
| スーツ | ほとんど |
| ジャケット+きれいめ(私はこれ) | 1割くらい |
| 私服(パーカー・デニムなど) | 1割くらい |



スーツじゃない時点で負けてる気がして、ずっとモヤモヤしてた。正直それで集中できなかったよ。
服装で落とされるかは分からない。ただ自分の気持ちが削られるのは確実だった。
持ってないなら借りてでもいい。スーツで行ったほうがいいと本気で思ってる。
学科試験で実際に出たもの
マークシートの4択だった。
| 科目 | 実際に出たもの |
|---|---|
| 国語 | 漢字、四字熟語、言葉の使い方が中心。古文・漢文はなし |
| 数学 | ほとんどが因数分解。文章題も少し |
国語は絞った予想が当たった。長文がなかったので落ち着いて解けたよ。
数学は拍子抜けした。二次関数を一生懸命やったのに、出たのはほぼ因数分解だったからね。
文章題は「家を出た弟を、何分後に時速何キロで追いかける兄」みたいなやつ。マークシートだから、そこは勘も使ったよ。
STEP5:面接|質問が先に貼り出される
これは知らない人が多いと思う。
学科のあとに15〜20分の休憩があるんだけど、その休憩に入る前に「面接で聞くことリスト」が貼り出された。
「このとおりに聞くので考えておいてね」ということだったよ。受験生がわらわら集まって写真を撮ってた。
ただしこれを当てにしないでほしい。私のところがたまたまそうだっただけだからね。
実際、私が助かったのは事前に答えを作っておいたから。あの15分で一から考えるのは、たぶん無理だったと思う。
🌿 貼り出された4つの質問
- 志望理由
- 訓練でどのような勉強がしたいか
- 訓練に通う目標と心構え
- 訓練修了後の進路
事前に用意した5項目とほぼ重なってたから、休憩時間で言葉をまとめ直すだけで済んだ。
準備しておいて本当によかったと思った瞬間だよ。用意がゼロだと、この15分は相当きついと思う。
グループ面接だった
面接官3人に対して、受験生3人のグループ面接。
私のグループは60代の男性、20代前半の女性、10代の男性という組み合わせだった。年齢層は本当にバラバラだよ。
貼り出された質問がそのまま順番に聞かれるだけ。ひねった質問はなかった。
同席した人の答えで気づいたこと
グループ面接だから、他の人の答えも聞こえるんだよね。
一緒だった男性は「実際に訓練校を見学して、先生と話してきた」とアピールしてた。



これは負けたかも、と正直思ったよ。そこまでやるんだ、って。
逆に、基本的なところが準備できてない人もいた。そこは差が出るなと感じたね。
私が伝えたこと
内容はシンプルにした。
💡 面接で伝えた3つ
- とにかく早く就職したい
- Webデザイナーになりたくて前職を辞めた
- 独学はしているが、それだけでは就職に届かないと感じている
あと意識したのは大きな声で伝えること。当たり前だけど、ここは効くと思う。


STEP6:合格発表と、受かった人の共通点
結果は学校に貼り出されるほか、郵送でも届く。
私は見に行くのが気まずくて、郵送を待った。
届いたのがペラッペラの封筒で、開ける前に「これは落ちたな」と思ったよ。中身は紙1枚の合格通知だった。



薄い封筒=不合格、じゃないから安心して。合格でも紙1枚だよ。
合格者は募集どおりの25人。同じグループで面接した人は不合格だった。
受かった人は、全員同じことを言っていた
入校してからクラスメイトに聞いてみた。
まず、まったくの未経験で受かってる人はふつうにいた。同じグループから3人受かったという声もあったよ。
年代も属性もバラバラ。60代の男性、20代前半、私と同じ20代後半の女性、主婦の人、ママの人。
そのうえで、聞いた人が揃って言ってたのがこれ。
「一刻も早く就職したい」を一生懸命伝えたということ。
経歴でもスキルでもなく、面接での伝わり方で決まってる感じがしたよ。だから未経験でも十分いけると思う。
STEP7:入校まで
合格したら、ハローワークで受講指示を受けに行く。
説明会みたいな感じで、書類を書いてその場で終わり。あっさりしてたよ。
その翌日が入校式だった。
入校式は私服で大丈夫だった
試験はスーツ推奨だけど、入校式は私服でよかった。
私はしっかり私服で行ったよ。会場は半々くらいで、スーツの人も私服の人もいた。
ただビジネス系のコースならスーツのほうが無難かもしれないね。
あと教科書代の支払いがある。私は当日持っていけなくて後日払ったよ。いくらか現金を持っていくと安心。
入校式は午前中で終わって、翌日からもう授業だった。
学校・コースでここまで変わる
冒頭でも書いたけど、ここが大事なのでもう一度。
私の話をそのまま当てはめると、逆に準備を外すことがある。だから自分のコースで確認してほしいところを置いておくね。
| 確認すること | なぜ見るのか |
|---|---|
| 選考の方法 | 学科があるか、面接だけか。学科なしのコースもある |
| 学科の範囲 | 科目も難易度も同じにはならない |
| 面接の形式 | グループか個別か。人数で話し方が変わる |
| 定員と応募状況 | 倍率の目安になる。ハローワークで聞ける |
| 期間と時間割 | 何ヶ月か、週何日か。生活の組み立てが変わる |
| カリキュラムの範囲 | どこまで扱うか。足りない分は自分で足すことになる |
| お金のこと | 受け取れるか、いくらか、条件は何か |



私の記事は「こんな感じで進むんだ」というイメージ作りに使って、細かい条件は必ず自分のコースで確かめてね。
とくにお金のところは人によって変わるから、自己判断で動かないでハローワークに聞くのが確実だよ。
これから受ける人へ、5つだけ
✨ 私が伝えたいこと
- 辞める前に、行きたいコースの目星をつけておく
- 人気コースは倍率が高い。申し込みは早いほうがいい
- 試験はスーツで行く。気持ちの問題が大きい
- 面接の答えは事前に作って覚えておく
- ぜんぶ「就職したい」に繋げて話す
とくに5番。訓練は就職のための制度だからね。
「スキルをつけたい」「資格が欲しい」で止めずに、その先の就職まで話すと伝わり方が変わると思うよ。
よくある質問
未経験でも受かる?
受かるよ。私のクラスにも、まったくの未経験で合格した人はふつうにいた。
学科の勉強はどのくらい必要?
私は中学の総復習テキストを1冊やっただけ。国語は漢字、数学は因数分解を押さえておくと安心だと思う。
服装は本当にスーツじゃないとダメ?
ダメとは言われてない。ただ周りがほぼスーツだから、違うと自分が気になっちゃうよ。私がそうだった。
面接で嘘をつくべき?
つかなくていいと思う。ただ「就職が目的」という軸だけは外さないほうがいいよ。制度の目的がそこだからね。
倍率が高いコースは避けるべき?
避けなくていいと思う。私も4倍くらいの中で受かってるし、準備している人はそんなに多くない印象だったよ。
まとめ|準備した人が受かる選考だった
受けてみて思ったのは、特別な能力を見られてるわけじゃないということ。
もう一度だけ書くね。これは私が受けた1つのコースの話。あなたのコースは違うかもしれないから、そこだけ忘れないで。
質問は事前に貼り出されるし、学科も中学レベル。準備した人としてない人の差が、そのまま出る選考だと感じた。
倍率4倍と聞くと構えちゃうけど、100人全員が対策してるわけじゃないからね。
受かったあとの話は、こっちに全部書いてるよ。正直、いいことばかりじゃないけど、そのぶん本音で書いたから読んでみて。


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